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身の丈“イタンジ社員”こそ求められる

僕がクライアント先に行くときにまず目を向けるのは、思いやエネルギーがありそうだけど、ちょっとひとクセありそうな感じを漂わせる社員です。「イタンジ社員」と呼んでます。

そういう人はコンサルティングに入る背景や目的を説明しても、すぐには納得してくれません。面と向かって刃向かってくる人もいます。

そういうとき、「しめた!」と思います。経験的にこういう人があとあと変革のキーパーソンになることを知っているからです。しんどいですけどね。

そもそも日常業務がただでさえ忙しいのに、それにプラスして明日の事業の可能性を拓くために変革していくなんてことは、フツーではできません。しかも、それが評価されるかどうかもわからないのに。多くのリスクも伴います。

だから、自分なりの強い思いやスタンスを持って現状に満足していない「イタンジ社員」なんです。ただ、「イタンジ」とカタカナ表記にしているのには意味があります。

異端児と言えば、芸術分野で名を残している人とか、ビジネスでもカリスマ性で業界の常識を一気に変えてしまうような人となどがイメージされると思います。

しかし、僕の言う「イタンジ」というのは、どんな組織にでもある程度は存在する身の丈サイズの「イタンジ」です。

僕らはコア・ネットワークというチームによって変革する考え方をベースにするので(一人のカリスマによる変革は方法としては間違いなくありだと僕は考えています。僕にはやれないだけです。)、孤高のカリスマ異端児ではだめなんです。

そのように理解すると、あなたの周りにもきっと結構な割合でいるでしょう。あるいは、あなた自身かもしれません。

先日、ウチの会社主催で中堅企業の変革リーダー(ミドル層)のセミナーを始めたのですが、そこで「イタンジ社員」が大事だという話を初めてちょろっと公式にしたら、思いの外、多くの方の共感を得られたのでびっくりしました。

例えば、こんな人なら「イタンジ社員」です。社長のリーダーシップや多くの社員の賛同によって、お客さまのことを第一に考えて仕事するということが浸透している会社があるとします。

この会社ではお客さまのためならば、休日も返上して仕事することが暗黙の前提になっているところ、「本当にそうなのか?」と問題提起をしてしまうような人。優等生社員にはできませんね。

みんなが常識だと思っていることでも、いつも目的な本質を考え、なんかおかしくないかと問える人が、答えの見えにくい時代には不可欠だと思います。
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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