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反・グローバル化の立場

グローバル化をなんでもかんでも礼賛するような文脈にやや違和感を持っています。ものごとにはメリットがあれば、当然デメリットがありますから。

また、グローバル化はもう止められないのだから、それに従わざるをえないんだという論調にも、ほんとにそうかなと疑ってみることくらい必要でしょう。

一気にある方向に流れていくとき、往々にしてその「本質」が見失われてしまうのは怖いことです。

反グローバル化の立場から書いた『TPP亡国論』で注目を集めている経済思想学者・中野剛志さんが、同志的立場の柴山桂太さんとの対談をまとめた本『グローバル恐慌の真相』を読みました。

述べられていることがどこまで本当かはもっと考えていく必要がありますが、少なくとも新聞やテレビで見聞きする情報や論調とはまったく異なる視点が披露されています。

彼らによれば、現在のグローバル化は歴史的に見れば、かつての帝国主義や重商主義の繰り返しに近く、たちが悪いことにそれが自由主義の皮をかぶって一人歩きしているということを主張しています。

そして、グローバル経済は国内経済と違って誰も管理する者がおらず、再配分の仕組みも市場の失敗を補正する制度も不十分な中では、リーマンショックに端を発した現在のヨーロッパ経済危機のような混迷にまで到る流れは必然だとも言っています。

経済のグローバル化について必要だからどうやって対応するかだけでなく、いろいろな視点から情報を集め議論していくことが必要だと思います。もっと考えなくては!
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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