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「批判」と「否定」

先日、東京大学の博士課程で言語情報科学を専攻している加藤久としさん(言語環境設計士)の社会構成主義に関わるワークショップに参加しました。社会構成主義は、僕にとってはまだ難しく、とても正しく説明することはできないのでこの場では触れませんが、一つ明確に共感できるポイントがあったので、それを今日は取り上げます。

社会構成主義は強烈な批判のツールではあり、加藤さんによれば最強の脱構築の理論であるということです。しかし、この「批判」が、ネガティブで「否定」的な立場を取るということと勘違いされてしまい、日本ではあまり広がっていない要因のひとつになっているそうです。

「否定」というのは相手の立場や考え方を、受け容れない、拒絶するということです。しかし、「批判」は物事の違った側面を見るとか、他の可能性を探るということ。全然違いますね。

日本ではそれが混同されてしまっている。

おそらくは日本人が概して持つ特性なんだと思います。僕も「批判」することに正直躊躇することが少なくありません。仕事としてワークショップに関わるときにはかなり意図的に「批判」することにしていますが。

ダイアローグ(対話)をしっかりするためには、この「批判」という考え方そして実践が不可欠ですね。言うは安しで、実践はなかなか難しいのですが、ヒトとコトを分けて、コトについて徹底して自分の意見を表明する、批判するということによりチャレンジしたいと思います。
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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