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スコラ・コンサルトの原点

1998年にスコラ・コンサルトの創始者・柴田昌治が出した本『なぜ会社は変われないのか』は、爆発的に売れ、会社が世に知られる大きなきっかけとなりました。この本の中にはスコラの原点が詰まっており、この本を読んだのがきっかけで入社した人間も非常に多く、僕もその一人です。

あれからもう13年が経ちました。風土変革という考え方が市民権を得て、今では多くの企業の中期経営計画等の中に、風土変革とか○○な風土の醸成とかいったテーマが当たり前に見られるようになりました。

一方で僕たちはこの間、いろいろな方法で目に見えにくい風土とはどういうもので、どんな状態に、あるいはどのようにして変えていくことが望ましいのかといったことを、コンセプトや方法論として整理し、蓄積してきました。

風土変革の目指すところは、一言にすれば、「企業の業績向上と社員の働き甲斐の両立」です。しかし、この考え方は非常に広い概念なので、人によって捉え方が異なります。また、それは会社によって目指す状態が様々で当然だと思います。

実はスコラ社内でもコンサルタント(僕たちは「コンサルタント」のように答えを教えるのではなく、一緒に悩み相談し合いながらプロセスをつくっていくという意味合いから「プロセスデザイナー」と称していますが)によって、重視する方法論にやや違いがあります。ゴールに至るプロセスは一つではないですし、個々のコンサルタントの特性がプロセスに与える影響も少なくないということもあります。

端的な例を出せば、ビジネスを大きく「人(ヒト)」と「事業(コト)」の要素にあえて分ける(もちろん、本来両者は不可分です)とすれば、より前者に重点を置くか、後者に重点を置くかには違いが出てくるわけです。僕の場合は、社内では後者の代表的な位置づけということで通っています。

さて、前置きが長くなりましたが、そんな感じでコンサルタントもそれぞれがお客さまに最適な方法論を追究していこうとすればするほど、お互いが心から理解し合える共感部分が少しずつ減ってきていたのかもしれません。

社内の誰かが言い始めて、スコラの大事なツールの一つオフサイトミーティングで、生い立ち等を中心にして自分自身をさらけ出す自己紹介を、この週末に社員全員(コンサルタントも、スタッフも)が集まって延々やりました。

この自己紹介を心の底から聴いたり、話したりしていると、いまこの人がこういう考え方でこういう行動をするのはこんな背景があったからだろうかなんていう深くて新鮮な発見が沢山生まれます。そうすると、たとえ考え方がいまひとつ合致しない人であっても、人としてまるごとその存在を認めるということが理屈抜きにされます。忙しい最中での実施でしたが、僕たちの原点を改めて再確認する素晴らしい場になりました!

どんな方法論を用いるにしても、スコラのコンサルタントは、お客さまの一人ひとりの存在をまるごと尊重し、またその方々も関わりのある人たちそれぞれの存在をまるごと認めていただくというところを置いては、その先を何も進めることはできません。

ここに対するこだわりを決して忘れてはならない。決意を新たにしました。
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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