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Fujino Rock Festival 2016 の「意味」するもの

はらっぱ

去る9月3日、藤野の葛原神社裏の原っぱにて、20代・10代の若い世代が”Fujino Rock Festival”を開催し、見事に成功させました!参加および応援していただいたみなさま、本当にありがとうございました!!
https://www.facebook.com/events/1315934755101548/

このイベントは、藤野地区および東京近郊のアーティストや参加者が、世代やバックグラウンドを超えて集う野外でのアート・音楽のフェスティバルで、入場料は無料。そのかわり一品・一芸持ち寄りにして、みんなでたのしもうという企画でした。自然そのものを生かした会場設営や太陽光発電を一部使用するというような工夫も随所に。

つまり、地域発の音楽祭というだけでなく、未来の文化や社会を創る実験が若者の手によってスタートしたんだとワクワクしながら受け止めています。

僕は場違いな51歳ながら、とあるご縁があって、若者たちに混じって企画・運営に参画することになりました。彼らの溢れ出る想いを、言葉やしくみにしたりすることに少しは貢献できたかな。当日やあとかたづけでは、一員として老体に鞭打って必死に働きました。おかげで腰とか壊れそうでしたけど(笑)。

では、あくまで私見ですが、僕なりにその「意味」をお伝えできればと思います。

まずは、文化の継承と発展。藤野では、アーティストや住民が分け隔てなくゆるやかに結びつきながら、中心的存在に頼らず、自然発生的にあちこちでアートを自由に楽しむ文化が根付いています。地域の創発的アーティスト集団「きのこぷらんにんぐ」など、率先して遊んでいるオトナの姿を見て育った若者たちがそれを受け継ぎながら、かつ、自分たちの色合いを出そう(後述します)としたこと。

次に、コンセプトとして、Yenを使うことなく、参加者どおしの「贈り合い」で成り立たせたいと真剣に考え始めたこと。いわゆる貨幣経済だけの世界でいくらがんばっても、それが人間の幸せになるとは限らず、人間関係やつながりの役割の方がじつは大きいという考え方が、ごく一部ではあれ、国の仕事にかかわっている人の中にも現れてきています(facebook仲間うちでも結構シェアされている記事です)。
http://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail34.html

また、アメリカ・ネバダ州の砂漠で年に1度行われる「バーニングマン」のようなイベントをやりたいなという想いが当初からありました。ここでは、期間中は貨幣の使用が禁止され、参加者が「贈り合い」の価値観を大事にしながら、アートを軸に壮大なバカ騒ぎのお祭りをするというものです。
http://matome.naver.jp/odai/2140686908370926501

3つめは、実践しながら学ぶこと。上記のような贈り合いの世界がこれからの時代には必要だと考えたり、言ったりする人や組織の存在は少なくないようですが、自分の反省も含めて、なかなか実行に移すのが難しい。ところが、彼らは計画にはそんなに時間をかけないで、思いついたらそれぞれがどんどん動き、それがなんとかカタチになっていく。つまり、「創発」(=一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれること)そのものなんですね。

第1回目の試みなので、当然、理想に向けての課題はたくさんあるはずです。たとえば、「贈り合い」の世界を、気持ちのレベルから、実際にYenを極力使わないしくみにシフトさせていくこと。主催者とお客さん的な構図を、一人ひとりが一品や一芸を持ち寄るような全員参加型に近づけていくこと。自治会や行政との未来志向のパートナーシップを強めていくことなど。

さてさて、これからどんな形で進化していくのかたのしみでなりません。とにもかくにも、彼らの壮大なチャレンジへの第一歩に、祝福の拍手を贈りましょう!

最後に彼らの生みだしたニューヒロー「らぶさん」からのメッセージをシェアして終わりにしまーす(^^)/

ハーイ、暑いね、ばててない?
お祭りまであと3週間くらいになっちゃった。
ちょっと、お話しさせて!

入場料は¥じゃなくて
自分にできること。

だから、
参加者どうしの贈り合いで
成り立つお祭りなんだ。

ほんとは
贈り合いの世界100%
でやりたいんだけど、
やっぱりまだまだ
課題がたくさんある。

今年はその第一歩として、
贈り合いと¥の世界が
なかよく同居するカタチで
始めようと思うんだ。

会場はおおきな原っぱ。

ほかにはなぁーんにもない。

こんな舞台だからこそ、
みんなの想像力でなんでもできるってこと。

会場内のライヴステージでは
出演するバンドたちが
熱い舞台を
順々に繰り広げる予定だけど

“同時多発”的に、

あちこちでいろんな人の輪が
自然に生まれたら、きっとたのしい。

シャボン玉飛ばす人
紙芝居やる人、
みんなの顔に絵をかいちゃう人、
おそうじする人・・・

一人ひとりの
アイデアと工夫と協力で
お祭りを盛り上げようー!

じゃあ、またね!
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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