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ビジネスとアートの創発的出会い(ユンボとのコラボ)

今回出版した『組織の未来をひらく創発ワークショップ-「ひらめき」を生むチーム 30の秘訣』は、企業が舞台ではありますが、執筆のプロセスでは、2013年末に移住した藤野コミュニティ、とりわけアートの影響をかなり強く受けています。

旧藤野町(現在は相模原市緑区の藤野地域)の歴史は、神奈川県民の水がめである相模湖を抱えていたため厳しい土地利用規制があり、工業化の道を歩むという選択はありませんでした。そこで、神奈川県からの投げかけにより1986年に「ふるさと芸術村」構想が始まり、移住してきたアーティストや住民の手によって約30年かけて独自の成長を遂げ、現在に到っています。

まちじゅうにアートが文化として根付いており、それはアートそのものに限定されず、コミュニティのありかたにも反映しているようで、自分らしさや自由さ、寛容さの尊重といった要素が、地域内でのさまざまな創発を促しているのではないかと感じています。

さて、創発の本を書くにあたって、文字だけで伝えることの限界を悟った僕は、日頃からつきあいの深い藤野のアーティスト・ユンボ(本名:鈴木豪さん)にお願いしたところ、やったことがないけどおもしろそうだと二つ返事で引き受けてくれました。

しかし、自分の腕一本で生き抜いてきた彼の世界観と、僕の伝えたい企業ビジネスにおける理論やコンセプトがそう簡単に交わるはずがありません。必死に僕なりの伝え方をしましたが、最初の2ケ月くらいはラフスケッチも出ない状況でした。

焦りとともに自分の甘さを痛感しました。が、これは腰を据えて「対話」することしかないと気づきました。それからは毎週イメージのすり合わせのための対話を繰り返しました。そうして出てきた初めてのラフスケッチは、僕の想像もしないような斬新なものでした!ビジネスとアートの創発的出会いの瞬間!!やったー

その後も数十時間かけて対話を重ね、ユンボ独自のテイストがさく裂し、かつ僕のコンセプトを直感で伝えられる29点のイラストとカバーデザインが出来上がりました。と同時に、不安も正直よぎりました。出版元の経団連が、果たしてOKしてくれるだろうか?

編集慣れしている担当者の方も、ビジネス書にかつてない型破りなイラストに驚いたようでしたが、最終的には「おもしろい」と言っていただけました。この作品にはユンボが描きだした魅力いっぱいのキャラたちが所狭しと踊っています。ユンボとコラボできて本当に幸せでした!

※これはイラストの一つ。タイトルは「ワークとライフを分けない」
https://drive.google.com/file/d/0B5XlQqDtd1W0Q0h4UGtCQ1d0ZTg/view?usp=sharing
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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