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サンチアゴ巡礼路を歩いて(7)

これで、最終回にします。この巡礼の意味はなんだったのか?

きっかけは10数年前にブラジルの小説家パウロ・コエーリョが自身の体験をもとに書いた『星の巡礼』でありましたが、僕はキリスト教信者ではないし、聖ヤコブの遺骸が祀られるサンチアゴ大聖堂に到達することはまったく動機ではありませんでした。

あえて現時点で、言葉にするならば、異世界に「究極のプロセス」を求める力がはたらいたということでしょうか。藤野への移住と同様、「呼ばれた」という感覚ですね。

目的地に到達するだけなら、マドリッド空港からバスや鉄道で行けば日帰りだって可能な場所に、自分自身の足だけを使って歩くという最も非効率な手段で近づくというプロセスは、見る人から見れば壮大な無駄にもうつるかもしれません。

しかし、僕にとっては、このプロセスで触れることになった、スペイン北部の豊かな自然、村々の異なる風土や食事、そして広く世界各国から集まってきた巡礼者との出会いと別れといったものは、極めて味わい深いものでした。

そして、毎日の歩いて・食って・寝るだけの営みを長く続けるには、自分の身の回りの余計なコトやモノを取り払って、自分自身のあり姿に還ることを要求されました。

つまり、この「究極のプロセス」体験から学んだことは・・・

いつでも、自分らしくあること。そして、未知の出逢いをたのしむこと。

当たり前とか、シンプルすぎるようにも聞こえるかもしれませんが、実はとってもむずかしい。僕たちはいつも自分のエゴに縛られた存在になりがちですから。ここまで読んでいただいた方に心からの感謝を捧げます。

Gracias !

camino_0986.jpg
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コメント

Cool!

カッコいいツーショットですね。
今度パクらせてもらいます ^_−☆

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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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