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アート・マネジメントの師に出会う<いい加減さを受け入れる>

先日から「アート・マネジメント」の講座を学び始めました。アメリカではじまり、80年代に日本に入ってきたもので、まだ歴史は浅いようです。

僕はマネジメントの世界にはもう四半世紀以上棲みついてますが、アートの世界は門外漢(大学の4年間だけその業界にいましたが)で、藤野に移住して1年目はそれを思い切り楽しませてもらいました。でも今度は楽しむだけでなく、アートの価値をもう少しちゃんと観る目をつけたいなと思ったのが動機です。

この講座でいきなり面白い師に出会いました。まさにアート・マネジメントを日本に持ち帰って導入しようと草創期から最前線で試行錯誤をしてきた方で、重鎮的存在なわけですが、思考が極めて柔軟かつ大胆です。

講義初日に、その日初めて出会ったにもかかわらず、終了後にちょっと時間がないかと誘われ喫茶店に行きました。ある学会を立上げようという話の場で、僕以外はバリバリの関係者の方ばかり。結局、その動きに参加することになりました。

たぶん、マネジメントの世界の人間がアートの世界に首を突っ込んできたことを面白いと思ったとか、まあそんな直感的な判断なのでしょう。でも僕はと言えば、そういう「いい加減さ」がたまらなく大好きなんです。

昔からわけもわからないことでも、とにかく「お前やってみろ」と丸投げしてくれるタイプの上司とウマが一番合いました。

いい加減というのはビジネスにもかなり大事な要件なんではないかと思っていたら、こんなことを言っている学者がいて救われました。生物物理学者の柳田敏雄さんです。

そもそも生き物の本質はあいまいさやいいかげんさにある。つまり、刻々と変化する外部の状況環境をその時々で取り込んでいくために、生き物は分子レベルで調べてみると、常にふらふらしてあいまいな状態を保っており、決して整然と動いているわけではないそうです。

そのような背景からすると、創造性も脳がふらついていい加減だから生まれる。間違って現実とは異なる答えを思い浮かべ、妄想のように膨らむ。それが創造性でしょう。いい加減だからこそ同じものを見てもとらえ方が違ってくる。そこが人間の面白さですと。いいですねー!
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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