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新しい経済のつくり方が見えませんか?

ワクワクするような新しい経済のつくり方と言っていいでしょう。僕は、ある出版プロジェクトに注目しています。

出版というのは、通常は基本的に出版社主導で、どんな企画であっても、やはり商業ベースに乗るかどうかで出版されるかどうかは決まります。だからどんなに素晴らしい企画であったとしてもそれがかならずしも出版に漕ぎつけるというわけではありません。

仏教哲学者、平和活動家であるジョアンナ・メイシーさんの『アクティブ・ホープ』という本を翻訳して日本で出版しようというプロジェクトがいま立ちあがっています。アクティブ・ホープとは、「たとえどのようなことが世界や人生で起きていても、それに圧倒されることなく、希望と勇気を失わずに、心から望む変化のために、自分ができる事をやり続ける」そんな心の状態を指しています。

僕もこのワークショップに参加したことがありますが、感謝からはじめる→世界に対する痛みを大切にする→新しい目で観る→目に向かってすすむという大きなスパイラルをたどりながら、生き方を見直すさまざまな気づきを得ることができました。

しかし、この類のテーマや本はまだ日本ではなかなか共有される環境がないのでしょうか。出版社を見つけるのに苦労したようですが、遂に出版契約を結びプロジェクトがスタートしています。そのスタイルが素敵なんです。

普通は契約を結べば、すべて出版社のリスクにおいて何部印刷するかが決められます。しかし、今回の契約は企画者側で1000冊の事前予約が取れてはじめて出版が実現するというしくみのようです。

いまのところ目標まであと半分くらいの勢いで予約が伸びているようですが、僕がいいなあと思うのは、このプロセスで(僕も予約しました)、予約した人は既にこの出版の考え方に共感し行動を起こした仲間になっているということです。予約時には本の代金だけでなく、寸志を寄付できるしくみにもなっています。あるいは、本の値段を自分で決められるという言い方もできるかもしれません。

ここにはいわゆる消費社会における生産者と消費者が完全に二分された関係でなく、企画者と読者が一体になったネットワークが既にあると言えます。本1000冊というのは出版としてはかなり少ない数ですが、数字では計れない大きな可能性を秘めているように思います。

新たな時代の新たなビジネスを考えるとき、この事例はそれを示唆しているのではないでしょうか。

さてさて、ちょっとでもこの話に興味が出た方は以下へどうぞ!

http://goo.gl/j4JUUV

または

https://docs.google.com/forms/d/1xRjm3YIkctIfTNGFrEGrEIav1qdxGkFK1O8Z0My1aUw/viewform
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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