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資本主義と民主主義の統合を目指す

スコラ・コンサルト同僚の岡村さんが、先日お客様に標題のテーマを投げかけたことに触発されて、僕もそろそろ外に向けて話してもいいかなと思うようになりました。

民主主義は私の大学時代(政治学科)からのテーマであり、卒論にも書きました。スコラでも2011年3月14日に柴田さんを交えて、標題のテーマについて有志で議論しようと、僕が企画しました。震災が起きたため約1ケ月に実施されることになりましたが、かなり多くのメンバーが集まりました。こういうことを社内で議論できる環境があるのはありがたいです。

あのときに投げかけた自論を改めて読んでみましたが、今も全く変わっていません。お客様にいきなりこのようなテーマを投げかけるのにしばらく躊躇してきました(あまりに大きなテーマなので)が、岡村さんが提起したように、そろそろやってみようかと僕も考えています。

以下はそのときの文章です。
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当日、私はコーディネートさせていただく立場であるが、本テーマについては私自身、日頃からいろいろと考えるところがあるので、ここでは簡単にそれを明らかにしておきたい。

まず、柴田さんが始めて、われわれが引き継いできた「組織風土変革」とは、実は「民主主義」と「資本主義」の対立や葛藤を乗り越えるというテーマそのものであるということを理解しなければならない。

「民主主義」の原理原則は、決して多数決や選挙といった制度や手法ではなく、一人ひとりの人間の魂の自由を守ることにある。

一方、「資本主義」の基本は、貨幣を資本として投下し、もうけ(利潤)とともにそれを回収する行為であり、原則としてその行為の自由が資本主義社会では保障されている。

ここで極めて単純に考えてみたい。「資本主義」に立って、資本の投下効率を最大化するにはどうすればよいか。一つの合理的な解決策として容易に考えられるのは、資本を一気に集中させ、一握りの卓越した力を持った支配者がその運用を担うということだ。そして、グローバリズムによる超大企業による現代の覇権争いはまさにこれに当たるだろう。

しかし、そこには件の一人ひとりの魂の自由を守るという「民主主義」の視点は存在しない(あるいは、存在が難しい)。

わたしたちが挑戦している風土変革とは、「民主主義」の視点に立って、一人ひとりの魂をベースにして事業を為すことでこそ、資本の投下効率を最大化することができるのだという思想である。

本当にこれが正しいのか、私にはわからない。しかし、正しいと信じたい。そういう闘いをわたしたちは日々、その思想や考え方に根底のところで共感していただけるお客さまたちとしているのだと思う。
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プロフィール

野口 正明

Author:野口 正明
一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれるという“創発”にかかわり続けることがライフワーク。

国内大手食品企業で商品開発、生産管理、人事の仕事を経験後、外資系企業HRマネジャーに転身。2006年より㈱スコラ・コンサルト プロセスデザイナー。

地域コミュニティでも創発を広げるため、自然とアートに恵まれた里山・藤野(神奈川県)へ2013年末移住。特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ理事。日本アーツビジネス学会事務局長。

1965年福岡県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業。

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